2012年1月3日火曜日
クロス取引とは
クロス取引というと、株主優待のタダとりで使う人がいる。
タダとりとは、株価の変動リスクを避けつつ、手数料と場合によっては逆日歩を支払うことによって優待の権利を取ること。
私は実際に株主優待のタダ取りをやったことは無い。
ローリスク・ローリターンで魅力が無いからだ。
取引の形態上、権利を取れる優待が限られてくるのもデメリットのひとつだ。
そんなやり方よりは、株価が低いときに集中的に優待銘柄を買うほうがメリットは大きいと思う。
日経平均9000円程度の株価のときは、優待利回り10パーセントあたりの銘柄がごろごろあった。
財務的に問題がある銘柄を省いてもかなりの数である。
そういった銘柄をポートフォリオに入れながら、優待や配当をもらいつつ、時にはキャピタルゲインも得る。
だが、そういつも上手くいくわけではない。
時には予想外に大きく下がる銘柄もある。
そんなときに使えるのがクロス取引である。
たとえば配当や売却益で10万円の利益があるとする。
そして、ポートフォリオにマイナスの銘柄が10万円分ある。
そこでマイナス銘柄でクロス取引をし、損益プラスマイナスゼロにすれば優待分は丸々手にすることができる。
これを続けていけば、ポートフォリオの含み益を増やしつつ優待をもらい続けることができる。
もちろん、ただ保有していればいいというわけではない。
相場の大きな流れや、銘柄の変化に合わせて柔軟に売買していかなければいけない。
このようにすれば、優待タダとりよりは若干のリスクがあるが、大きなリターンを狙うことができる。
ちなみにクロス取引については、寄り前に寄り成りの買いと売りを同時に出せばできる。
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